3年で5000万円騙されただとっ!
ありえないでしょ。

出会い系サイトのサクラに騙された人はいまだに数多く存在している。
何十万円、何百万円というお金をサクラにダマされた被害者をオレは数多く見てきたけど、今回はナント!5000万円をサクラにダマされて人の実話だ。
これは10年以上前の話なんだけど、当時千葉県船橋市でサクラ詐欺出会い系サイトを運営していた業者がいたんだ。この業者に3年間で5000万円ものお金をサクラ出会い系サイトに騙されてしまった60歳の男性の話を今日はしたいと思う。家を売ってまでサクラとやり取りをしていたんだ。
出会い系で5000万円騙された60代男性の実話

当時オレは広告代理店で働いていたからこの「インセンス」にも出入りをしていたんだ。
今回ダマされた男性は生涯独身の男性、当時60歳を前にして一緒に過ごせる恋人のような存在ががほしい願望を持っていて、迷惑メールからとある出会い系サイトに登録。それが悲劇の始まりだったのだ。
ダマした業者は船橋にった悪徳出会い系運営者の「インセンス」
当時千葉県船橋市でサクラ詐欺出会い系サイトを運営しているインセンスという業者がいたんだ。

株式会社インセンスという名前で月間で10億円の売り上げを立てている悪徳出会い系業者。社員やアルバイトもめちゃくちゃいて大きな組織として展開していた。
落合社長というサクラ出会い系業界ではカリスマ的な有名な人がインセンスの出会い系を運営をしていた。とにかくお金に執着をしていた落合社長。出会い系サイトの運営に飽き足らずにアダルト画像サイト(迷惑メールを送りクリックすると料金が発生)のツークリック詐欺サイトも運営。このツークリック詐欺が原因でインセンスの落合社長は警察に逮捕されている。

悪の総合商社的な感じのインセンスだけど幹部達の大半が警察に逮捕され、グループは解体。出会い系サイトで多額の利益を得ていたことも警察は把握しており、落合社長は「もう二度と出会い系サイトは運営しない」と警察で念書を書いたという話だ。

今回の実話はインセンスの幹部が逮捕される前に起きた事件だ。
インセンスの手口がサクラ詐欺丸出しの運営!

運営していたサイトの料金がべらぼうに高い!
1ポイント10円
メールの送信:500円
メールの受信:500円
高いなんてもんじゃない。メールを受信するのにもお金がかかるって悪質出会い系サイトの常とう手段だ!メール1通送って、メールを1通受信して1,000円?1日100通やり取りしたらそれだけで10万円が発生する!

サクラだと思わずに実際に存在していると信じた男性ユーザーは、生涯独身という事もあり全財産を持っていかれる事になってしまうんだ。
ありえないメッセージをサイト上でやり取りさせてお金をだまし取る詐欺方法だ!
「『大丈夫!』『守る!』『安心して!』って10回送って」=5,000円
「『ズーロア・ドッテイナユ』これを10回伝えて!」=5,000円
文字化け解除で5万円とかも払わせ、3年間も永遠にこのようなやりとりをしてダマされた金額はナント、「5000万円」だぞ!
メッセージ1通送るのに500円、受信したメッセージを1通見るので500円、3年間で5000万円も騙されてしまうんだぞ!そして5000万円使っても誰とも出会えていない。信じられない!
女性の写真は台湾人モデル画像

女性のプロフィール写真は台湾人や、韓国人、中国人のモデルの画像を悪用してサクラ行為を行っている。
日本語もしゃべれないでしかも外国人であれば本人から苦情が来る可能性も低い。
サクラを使った出会い系やアプリのサクラの画像の大半がアジア系の外国人が使われている!
どう見ても日本人じゃないでしょ?これが詐欺出会い系サイトのサクラ詐欺の実態だ!
60歳の男性もプロフィール画像が外人だとも知らずにいつか会えると信じてダマさてしまったのだ。
家を売ったのは幹部のフクオカ氏から直接聞いた

60歳の男性が家を売ったという話は、当時のインセンスの幹部だったフクオカ氏から直接聞いた。
※ちなみにこのフクオカ氏は電子マネー詐欺を行いインセンス事件の数年後に逮捕
お金が無くなってきた60歳のユーザーに対してサクラ経由で言葉巧みに家を売るように誘導。生涯独身の60歳の男性は実際に家を売って現金を得て、インセンスが運営する詐欺出会い系サイトへの全額使いこんだんだ。しかしいくらお金を使っても実際に会えることはなく、3年に渡り5,000万円を使ったタイミングで全財産を失い、サイトを使えなくなってしまったという話だ。

その後男性が警察に言ったり弁護士に相談に言ったという話は聞かなかった。5,000万円ものお金を泣き寝入りしてしまったのだろうか。
サクラにダマされた人は返金をあきらめないで!

家を売って5,000万円も騙される60歳の男性もどうかと思うけど、5,000万円騙す詐欺運営者の方がもっともっと悪いの誰しもわかっている事。
60歳の男性は5,000万円のうち、ほとんどをクレジットカードでポイントを購入したとフクオカ氏は言っていた。クレジットカード会社や、インセンスと契約していたクレジット決済代行会社に連絡していれば半分以上はお金が戻ってくる可能性が高かった。
オレに直接相談してくれていればアドバイスができただけに残念な話だ。もう10年以上の前の話で、5,000万円ダマされた男性も現在は70歳を超えている。もう初老の年齢だから心配だね。未亡人の元美人の恋人でも見つけて元気に暮らしていればよいのだが。
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